複合型のチャート例

図解例

書籍(「エリオット波動入門」)に載っているチャート例を見ていきますが、その前に同じく書籍に載っている図解例を見てみます。

ダブルフラット、トリプルフラット

ダブルスリー、トリプルスリー-1

ダブルスリー、トリプルスリー-1

画像引用元:5.1 Corrective Combinations|Wealthv.com

書籍に「トリプルスリーの総波数は11とカウントされる」と書かれているため、リアクション波であるX波については「1」とカウントしています。そうすると、ダブルは「3-1-3」の7波動、トリプルは「3-1-3-1-3」の11波動になります。

ただ私個人的には、7波動、11波動ということよりも、まずは大きな波動から入っていくという視点で見ておきたいと思っています。上図の場合だと、まずは3波動、5波動、その後に一段下げて7波動、11波動という順序です。

数え方は、私のやり方ですが、修正波は3波動なので、「1、2、3でワンセット、その次はリアクション波 → 1、2、3でワンセット、その次はリアクション波 → ・・・」、こんな感じでやっています。波動数とアクションなのかリアクションなのか、この2点を意識しています。

ダブルスリー

ダブルスリー、トリプルスリー-2

ダブルスリー、トリプルスリー-2

「フラット-X波-トライアングル」のダブルスリーです。

これも同様に、まずは全体を3波動、次に一段下げて「3-1-3」の7波動という見方をしたいです。トライアングルは3波動とカウントするほうが、同じ修正波ということでわかりやすいのではないかと思っているのですが、私の独断であることはご了承ください。

3波動の波としては、戻る動きがあるためジグザグとしては受け入れられない、かといってフラットでもなさそう、トライアングルでもなさそう、一番近いのはランニングラットになるでしょうか。それでも微妙です。このような波動であれば、複合型の可能性を考えてみるべきなのでしょう。

そしてX波ですが、周りの波とカウントの仕方が違っています。周りの波は副次波としてのラべリングなのですが、X波だけは独立させているというのでしょうか。たとえば最初のフラットのb波とx波は同じ上向きの3波動の波に見えますが、一方はw波のb波、一方はx波なのです。

ダブルスリー、トリプルスリー-3

ダブルスリー、トリプルスリー-3

「フラット-X波-ジグザグ」のダブルスリーです。

やはりまずは3波動の波として見てみると、ぎりぎりレギュラーフラットのように見えます。w波y波の流れはフラット→ジグザグときてますから、オルターネーションの法則が効いているフラットの流れにも見えます。しかしy波は明らかな3波動ですから、この時点でフラットの可能性は消滅するでしょう。

X波だけは1波動とカウントしていますが、実際は3波動です。結局3波動の3連続となれば、ジグザグとフラットの可能性は消滅し、トライアングル、複合型、エンディングダイアゴナルの3つに絞られると思います。

チャート例

1983年、NYダウ

1983年、ダブルスリー-0

1983年、ダブルスリー-0

画像引用元:Dow Jones Industrial Average-1900-Present|StockCharts

1983年、ダブルスリー-1

1983年、ダブルスリー-1

「フラット-X波-トライアングル」のダブルスリーです。トライアングルの(c)波のc波が、a波を下抜けしていません。(c)波の終点は左の谷にしてはいけないのかと個人的には思ってしまうのですが、こういう場合にはだいたい私が間違っています。当然ですけどね。パターンとして覚えておきたいです。

1983年、ダブルスリー-0-1

1983年、ダブルスリー-0-1

画像引用元:1966年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-2

1983年、ダブルスリー-0-2

画像引用元:1967年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-3

1983年、ダブルスリー-0-3

画像引用元:1968年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-4

1983年、ダブルスリー-0-4

画像引用元:1969年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-5

1983年、ダブルスリー-0-5

画像引用元:1970年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-6

1983年、ダブルスリー-0-6

画像引用元:1971年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-7

1983年、ダブルスリー-0-7

画像引用元:1972年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-8

1983年、ダブルスリー-0-8

画像引用元:1973年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-9

1983年、ダブルスリー-0-9

画像引用元:1974年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-10

1983年、ダブルスリー-0-10

画像引用元:1975年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-11

1983年、ダブルスリー-0-11

画像引用元:1976年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-12

1983年、ダブルスリー-0-12

画像引用元:1977年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-13

1983年、ダブルスリー-0-13

画像引用元:1978年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-14

1983年、ダブルスリー-0-14

画像引用元:1979年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-15

1983年、ダブルスリー-0-15

画像引用元:1980年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-16

1983年、ダブルスリー-0-16

画像引用元:1981年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1983年、ダブルスリー-0-17

1983年、ダブルスリー-0-17

画像引用元:1982年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1977年、NYダウ

1977年、ダブルスリー-0

1977年、ダブルスリー-0

画像引用元:1977年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

1977年、ダブルスリー-1

1977年、ダブルスリー-1

このラべリングを理解するのに、相当の時間を費やしてしまいました。B波の修正波なので、abcとカウントすると、ランニングフラットのような形になります。ランニングフラットを、c波が3波動(トライアングル)という理由で複合型という見方をするものなのだろうかとわけがわからなくなってしまったのです。

このへんの解釈はまだよくわからないのですが、複合型というのは、単に3波動の波が連続して出現した場合なのかなとも思います。だとすると、ジグザグやフラットのような、厳しめの条件などは複合型では関係ないってことにもなってしまうような気もします。

ジグザグにするわけにはいかない、フラットにするわけにもいかない、トライアングルでもない、かといって衝撃波でもない、じゃあ複合型? このような持っていき方ができてしまうというのでしょうか。abcのカウントをwxyとカウントしてしまうだけで、結構受け入れられてしまうというか。しかしそもそも複合型というのは、そういうものなのかもしれないと思ったりもします。3波動の連続と見れば、トライアングルの三角形にはならいバージョンというのでしょうか。波の段階はトライアングルよりも一段上になります。

フラットの副次波-2

フラットの副次波-2

1976年、NYダウ

1976年、ダブルスリー-1

1976年、ダブルスリー-1

画像引用元:1976年のチャート(ヤフーファイナンス)|ダウ平均マン

上のラべリングは私が振ったもので、正しいのかどうかはわかりません。拡大型トライアングルのD波がレギュラーフラットの形をしたダブルスリーなのではないかと判断しました。

ただやはり、複合型自体は、ジグザグとかフラットの形状をしている必要はないのでしょうね。なんか私が勝手に変な解釈をしてしまっていたようです。

そしてひとつ思ったのが、3波動の波が連続して出現する、正確に言うと3波動の波の3連続、この状況が現れたら、複合型かトライアングルに絞られるのではないかということです。ジグザグとフラットは、必ず5波動の波が出現するはずですから。

1976年、ダブルスリー、イメージ図

1976年、ダブルスリー、イメージ図

今回の拡大型トライアングルを見ればわかるのですが、すべて3波動の波で構成されています。B波のc波は5波動ですが、これは副次波です。そしてもうひとつ思ったのが、最初から複合型も想定して予測するのが良いのではないかということです。

自分のためにまとめておきます。

  1. 3波動の波の3連続→複合型かトライアングル。
  2. 修正波は、最初から複合型も想定した予測をする。

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