修正波の倍率
ジグザグの倍率
「A波:C波」の比率は、「1:1」、「1:1.618」、「1:0.618」の3パターンあるということです。ダブルジグザグも同様です。
トリプルジグザグについては何も書かれていません。比率分析は基本的に2つの波などの比較で、3つを同時に比較するというのはなさそうです。
画像引用元:[Article] A Track Record of WP Application to the Stock Market – Part II|SOCIONOMICS
上はC波がA波の2.618倍のパターンです。このあたりは臨機応変に対応するしかないですね。第1波が延長しているので、衝撃波の副次的な第2波まで戻したというのもあると思います。
参考:相応の修正(第2波の底値が限界となるケース)|修正波の深さ
フラットの倍率
フラットに関しては上図のとおりです。B波の「1.236」というフィボナッチ数は、この書籍(「エリオット波動入門」)で初めて登場しました。
トライアングルの倍率
黄金比率が適用されるのは、同じ向きの2つということですね。まれに隣同士の波にも適用されるそうです。ちなみにこのトライアングルについては、以下でその意味のようなものが書いてあります。
ダブル修正、トリプル修正の倍率
「それぞれの修正局面のネットの値幅は同じ、または特にトリプル修正のひとつの局面がトライアングルになるときは、各局面の値幅の比率は0.618倍になることが多い。」
イメージが湧きずらいです。
第2波と第4波の倍率
画像引用元:Elliott wave principle on IqOption|Online Trading Broker Review
上図は今回のチャート例ではなくて、この後の項目で記載されているものです。
参考:波の長さを比較すれば、フィボナッチ比率が波のストップ地点を決定する主要な基準となることを正確に確認できる。|いろいろな波の関係
詳しい説明はないのですが、第2波と第4波がフィボナッチ比率の関係になることもよくあるそうです。「第4波のグロスおよび・またはネットの値幅」ということです。比率的なイメージとしては上図のようになると思います。
グロス
「全体で」、「総体で」という意味の英語。引用元:グロス|ウィキペディア
ネット
純粋な、正味の、中身だけの、そのものの、などを意味する英語。引用元:ネット|ウィキペディア
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