用語の補足説明

目的を表す用語

相場の進行は、アクション的な衝撃波でスタートする。

「エリオット波動入門」を読み始めて、なんとか1/4くらいまでは進みました。ここまでで一番印象に残っているのは、「波」は、とにかく「相対的な向き」を意識しておかなければいけない、ということでした。絶対的な向きである、上向き(強気相場)とか下向き(弱気相場)よりも、一回り大きなトレンドに比してどちら向きなのか、ということです。

ところがそうは言いましても、やはり「絶対的な向き」も軽視していいわけではないということなのでしょう。学んできた知識を実践にどう活かしたらよいのか、その不安をもの凄く感じているのですが、チャートを見てカウントを始めようと思ったら、まずは上向きの衝撃波からスタートさせようと思います。

最終的にそして最も基本的には、人間の進歩が反映される株式相場の長期的なトレンドは、上昇の方向をとる。

株価の進歩は常に、より大きな波の段階の衝撃波の進行によってもたらされる。

基本はこれだと思います。進歩することが前提で、人間という生き物は進歩してなんぼってことですよね。なので比重を置くとしたら、修正波よりは衝撃波ってことになるのだと思います。基本的には物価なども上昇していますし、そもそも人間は、赤ちゃんとして生まれてから成長していきますし、本能的にも成長したいって思うでしょうし。

勿論、人はいつかは亡くなりますから衰退も必然です。人が増えすぎて酸素や住む場所が減ったり、争いごとが増えて戦争が起きるとかもあるでしょう。そのへんのことをどう捉えたらよいのかはわかりませんが、10進法よりはフィボナッチ数列のほうが適しているのではないかというのも多少は頷けます。

目的を表す用語

目的を表す用語

目的を表す用語

1.進歩波(Progressive Wave)

  • 進歩をもたらす波。
  • より大きな波の段階の修正波には含まれない上向きの推進波。
  • 第1波、第3波、第5波。
  • 進歩波だけがトレンドと逆行した力とは独立している。

2.後退波(Regressive Wave)

  • 進歩をもたらさない波。
  • モードにかかわらず、下降波全て。

3.進歩・後退波(Proregressive Wave)

  • 進歩をもたらさない波。
  • モードにかかわらず、より大きな段階の修正波に含まれる上昇波。

相対的な重要性を表す用語

基本波(Cardinal Waves)

  • 数字で表す波。
  • 5つの衝撃波。

協和波(Consonant Waves)、二次的な基本波(Subcardinal Waves)

  • 英字で表す波。
  • 基本波である第2波と第4波の構成要素としての役割しか果たさず、それ以外の働きはない。

これらは実用的な用語ではなく、波動原理に関する哲学的または理論的な議論をするときには便利な、波動原理の専門用語ということです。私は覚えるつもりはありません。

少し気になったのが、進歩、後退という言葉を使うと、進歩が善で後退が悪、のように感じられてしまうことです。逆行は、相場が継続するための必要条件であると言ってたのですけどね。私の考えすぎです。

間違ったコンセプトとパターン

  • 「イレギュラーなトップ(Irregular Top)」。
  • イレギュラーなトップはレギュラーなトップと交互に出現する。
  • 「イレギュラーなタイプ2(Irregular Type 2)」。
  • 「レギュラーなトップ」。
  • 第5波が延長したときは必ず「2回リトレイスされる」。
  • 「2回目のリトレイスメント」。
  • 「半月(Half Moon)」。
  • 「A-Bベース(A-B Base)」。
  • 「13年トライアングルコンセプト(13-year Triangle Concept)」。

以上はエリオットが考案したものですが、著者曰く、すべて間違っている、若しくは必要ないことだそうです。本文では少々詳細に解説されているのですが、正しくないものを覚えてもしょうがないので深読みはしていません。ただ少し気になったことを3つほど・・・。

イレギュラーなトップ(Irregular Top)

イレギュラーなトップ

イレギュラーなトップ

上図は書籍中に載っている、イレギュラーなトップの図解を真似て描いたものです。以下がその説明なのですが・・・

  • 延長した第5波がより大きな段階の第5波のところで終了すれば、
  • 続く弱気相場では、A波はC波の規模に比べてかなり(驚くほどと言ってもよい)小さな拡大型のフラットになる、
  • 若しくはそのようなパターンで始まる可能性が高い。
  • B波は第5波の終点を超えて新高値を付ける。

この文章はなんとなく理解しずらいのですが、この後に続く文章は更に理解しずらいです。ですので私の勝手な解釈になってしまうことはご了承ください。

書籍中に載っているこの図解を見て、このパターンはあるよね、と目に留まりました。つまり、第5波が終わったはずなのに、それでもまだ上昇してしまうパターンのことです。拡大型フラットなのではないかと薄々は思っていたので、ピンと来ました。

後に学習する予定のガイドライン、「第5波が延長したあとの動き」、「修正波の深さ」に載っていることなので、敢えて「イレギュラーなトップ」というパターンを作る必要はないということです。なので、著者もこのパターン自体を否定しているわけではないと思うんですよね。

とりあえずここで覚えておきたいのは、

  1. 第5波が延長したとき、
  2. その第5波がスタートした水準近くまでリトレイスされる。

この2つなのですが、ほんとに言ってることがよくわかりませんので、なんとなくイメージしておく程度にしておきます。

参考:第5波の延長に続く動き

参考:修正波の深さ

イレギュラーなタイプ2

イレギュラーなタイプ2

イレギュラーなタイプ2

書籍中に載っている「イレギュラーなタイプ2」の図解を真似て描いたものです。先のイレギュラーなトップと関係しています。

左下の「イレギュラーなタイプ2」ですが、ジグザグ、フラット、トライアングルのどれにも当てはまりません。ここでカウンティングを間違ったため、最後のトップの位置の2つの波が余ってしまったのです。自己流の勝手なカウンティングをすると、行き場がなくなる波もでてくるかもしれないのだなと思いました。

エリオットは、その余ってしまった波をイレギュラーなトップとしたそうですが、如何せんこの項目での文章がわかりずらくて、その解釈で合ってるのかどうかわかりません。

イレギュラーなタイプ2-2

イレギュラーなタイプ2-2

画像引用元:Elliott Wave Principle ( Part VI )|Traders Laboratory

イレギュラーなタイプ2-3

イレギュラーなタイプ2-3

画像引用元:NYダウの過去のチャート(1920年代ごろ)25日足|あさりのブログ

上図はイレギュラーなタイプ2の例です。第2波の修正波ですが、深く考えないで見ると、私にはフラットやトライアングルにも見えてしまいます。しかしもう少しだけじっくり見てみると、レギュラーフラットにしてもトライアングルにしても微妙なのがわかります。これを強引に判断してしまうと、いつの間にか波動原理から逸脱していたことになるのです。このようなカウンティングは一切教えられていなかったのですが。

この書籍(「エリオット波動入門」)の最後に用語解説が載っているのですが、その一番最後に「ワンツー(One-two)」というのがあります。第3波の加速直前に見られる最初の動きということで、恐らく今回のものに当てはまるのではないかと思います。

半月(Half Moon)

弱気相場における下落がときにゆっくり始まり、それ以降に加速し、そして最後はパニック的な突出安で終わる、そうです。

半対数目盛を使うなど、ストレートに活かせるような手法ではないのですが、かなり頻繁に見られるらしいので、一応知っておいて損はない知識かもしれません。

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