まえがき
以前「(自己流)エリオット波動のカウント方法」という記事を書いたのですが、あまりにも浅はかであったためもう一度書いておきます。波の分析すべてにおいて、ただただ甘かったです。と言いましても、今現在もまだまだ甘いと思っておりますので、決して当てにはしないで下さいますようお願いいたします。
ポンド円(2016.10.2)
真ん中らへんの、上昇波と下降波のカウントをしてみました。
まずは左の上昇波です。ABCフォーメーションのジグザグではないかと思っています。C波はエンディングダイアゴナルとしています。
右の下降波です。「ジグザグ-X波-フラット」のダブルスリーではないかと思っています。トランケーションで拡大型ダイアゴナルという見方もあるのかもしれません。
エリオット波動のカウントについての私の現状
正直やっぱり難しいです。しかしチャートを見ていると、何某かの法則性のようなものもあるのではないかと思えてしまうのも事実であり、それを捨てられずにいます。エリオット波動を信じて本当に大丈夫なのだろうかと毎日のように思ったりもするのですが、一方で、それよりも信用できるものは未だに見つけられていません。
たとえば有名なチャートパターン(?)としてダブルトップというものがあります。2回上へ挑戦してダメだったからその後は下げるでしょう、という理屈だとして、でも私は「なんで?」って思ってしまいます。トリプルトップ、ヘッドアンドショルダーも同じです。3回挑戦してダメだったらさすがに上はないかというのもわからなくもないのですが、その程度の理屈で良いの?って思ってしまうのですよね。
MA(移動平均線)についても同じです。n日間の平均と今を比べて未来を予測するという、その考え方の構造がピンとこないというか・・・(ただこれは一目均衡表とかありますので、それは勉強したいと思っています)。
もっと本質的なものがあるのではないかと思っていて、それを波動原理に求めているのが現状です。たとえば上のチャートの下降波の(W)波と(Y)波なのですが、ほぼ1:1になっています。「ダブル修正のそれぞれの修正局面のネットの値幅は同じ」というフィボナッチのガイドラインがあるのですが、そのとおりになっており、そのような目で改めて見てみるとなるほどなって思えるのです。これを単なる偶然とは思えないのですよね。
「エリオット波動入門」に書かれている、ルール、ガイドライン、特にフィボナッチのガイドラインに、忠実に忠実に忠実に(勝手な判断をしない)当て嵌めて考えることが必要だと思っています。
過去チャートのカウントができても意味がないと思われるかもしれませんが、押し目買い、戻り売りの場合の、押しが終わったかどうかの判断は、まさしく終わった波の分析をすることだと思います。
コメント
お久しぶりです。ハナです。
久しぶりの更新嬉しくて思わずコメントにきました(笑)
エリオット波動、勉強すればするほどリアルタイムでトレードすればするほど納得したりまたその反対だったりかなり勝率が上がったとはいえ苦戦しているのも事実で><
なので、ココはどうだったっけ?というときは変わらずまずエイチさんのサイトに来させてもらってます。
私事ですが、私は本は一切読まずネットにある情報とリアルタイムの値動きの経験のみで考えていますが、どちらかというとリアルタイムの値動きが全て正しいと思っていてこれが正しいんだという分析は決めつけていません。
本当は答えが欲しいのですが、いつも思うのはチャートに出たものが全てというのが正解でこれが答えなのだと。
よく他の人のブログやTwitterで「エリオットだと今は〇波でここからこうなる」といった書き方を見ますがこういう断言する人は何もわかってないとも思ってますw
って、私は何を言いたかったのか・・苦笑
とにかくエイチさんがまた更新してくれたのが嬉しかったので私も更に分析頑張れます!笑
ありがとうございました!
ハナさん、お久しぶりです。そしてわざわざのコメント有難うございます。
ブログの更新については何とも言えないのですが、勉強は続けています。私もハナさんと同様、値動きを重視(プライスアクション)せねばと思っているのですが、その根拠はフィボナッチ(=フラクタル)寄りになりつつあります。チャートの波を、雪の結晶を見るような感覚とでもいいましょうか。今回の記事のチャート例がそうなのですが、自分なりに納得できるカウントができた波というのは、綺麗さ、リズム感みたいなものを感じるというか、ストンと腑に落ちる感覚があるように思っています。どうしてかなと思うと、フィボナッチに合致していたりするのですよね。オカルトチックで万人向けではないと思います。
波動原理、フィボナッチを勉強したいのであれば、私のブログなんか見ている暇はないですよ(笑)。ほんといい加減ですから。
色々とお気遣い、有難うございました。