黄金分割

黄金分割

黄金分割の図

黄金分割の図

  • 小さい部分(0.382)÷大きな部分(0.618)
  • 大きな部分(0.618)÷全体(1.000)
  • =0.618

比率はいつでも「0.618」である。

黄金分割は自然界の至るところで見られる。

人間はへそのところで、黄金分割の比率に分割されているそうです。統計的な平均が0.618であるということです。

黄金長方形

黄金長方形の縦と横の辺は、「1.618:1」になっている。

黄金長方形

黄金長方形

芸術作品は、黄金長方形を知ることによって非常に高度化した。

  • 古代エジプト、ギリシャ、ルネサンス期
  • レオナルド・ダ・ビンチ:「正しい姿を持たないものはダメだ」 彼の多くの絵画は正しい姿をしていた。
  • 古代や現代の建築家たち(最も有名な建築家はアテネのパルテノン神殿を建設した人たち)

人々はファイの比率(0.618)に美的な心地良さを感じる。

黄金三角形

黄金三角形の価値は、単に美しいということだけにとどまらず、機能的な役割にもある。

  • DNAの二重らせん

黄金らせん

黄金らせん

黄金らせん

上図はあちこちで見かける「黄金らせん」を自分で描いてみたものですが、ご覧のとおり思いっきり歪になってしまいました。黄金らせんの描き方は、黄金長方形を、内に内に正方形に区切っていくだけなので仕組みとしては簡単です。

  • 直径に対する弧の長さの比率は1.618である。
  • 半径に対する直径の比率は1.618である。

対数または等角らせん形としての黄金らせんは、境界がなく一定の形をしている。

  • どの点からでも、らせんは内と外へ無限に進んでいく。
  • 内側の中心点へ達することはなく、また外側には無限に広がっていく。
  • 小は原子粒子の動きから、大は銀河系に至るすべての大きさを内包している。

これもフラクタルになるのかどうかはわかりませんが、波動原理における波の見方と同じです。

「おそらく基本的な法則である「1.618」という比率が、自然のダイナミックな現象を支配しているのであろう。黄金らせんは自然界の壮大な形のひとつとして、終わりのない拡大と縮小の力として、そしてダイナミックなプロセスを支配する不変の法則として、象徴的な形をとって我々の目の前に広がっている。それらすべての根底にあるのは、中庸としての「1.618」の比率である。」

巻貝のイメージ図

巻貝のイメージ図

黄金比というものを端的に表現しているのが、トライアングルというチャートパターンだと思います。トライアングルっぽい波動を見かけたら、私は上図のようにイメージしています。

ファイ(0.618)の意味

ファイとは、φ、0.618のことです。

  • 古代エジプト人たちはファイをひとつの数字ではなく、創造的な機能とか無限に続く再生産のシンボルと考えていた。
  • エリオットは2番目の研究論文で、「波動原理」というよりは「自然の法則-宇宙の神秘」というタイトルを使い、自然の法則をあらゆる人間活動に適用している。
  • エリオット曰く、「波動原理は宇宙の神秘である」ということです。

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