ラインの引き方
上図は私が最近意識しているラインの引き方です。全くの私だけのやり方ですのでご了承ください。今後変わるかもしれません。
まず前提条件として、「波はライン間を動くはず」という思いがあります。どうしてそうなるのか理由はわかりません。書籍(「エリオット波動入門」)の中の、チャネルラインの項目からヒントを得ていますが、それを若干拡大解釈しているような感じです。
波を読むということに関して重要なのは再現性だと思っていて、その再現性を確保するためには、毎回毎回同じやり方を辿っていくのが近道だと思っています。ラインの引き方についても、あるときはヒゲ先、あるときはヒゲの根本、というのは好ましくないのではないかと。そこにブレがあると、ライブでは迷いが生じてしまいます。
具体的な引き方については、人それぞれであって良いと思います。私の場合には、ヒゲ先とか根本とかではなくて、理屈でもっていければ良いのではないかということです。理屈で納得できれば、ズレることも許容範囲になります。
その理屈というのが、「波はライン間を動くはず」ということです。この考え方を意識しておけば、どこにラインを引くべきかを考えるようになります。上図真ん中は、書籍に載っている教科書的なチャネルラインの引き方ですが、完成したチャートに引くラインの知識だけでは、私にはライブでは対応できません。
上図両脇は、私の独自のやり方です。勿論この通りに動かないことのほうが多いです。期待していたラインに届かなければ、どうして届かなかったのか、フィボナッチを当てたりして考えます。ラインを超えれば、やはりどうして超えたのか、同じように考えます。この繰り返しの作業です。繰り返すことによって、確率の高い傾向というものが見えてくるのではないかと思っています。まだまだ検証中です。
※追記(2020.10.30)
今現在は上のように引いています。
私が目標としているのは波形を読むことで、理想は、フィボナッチやラインなどを使わなくても、素のチャートだけで読めるようになることです。ただ実際はそこまでは望んでいなくて、確率を上げるために何かしらのツールは使い続けると思います。
上は衝撃波の例ですが、私にはラインを引かずに衝撃波と判断する自信がないために、確認作業として引いています。納得できるラインを引くことができて初めて、衝撃波と判断して良いのではないかという感覚です。
衝撃波と判断するためのツールとしてのラインですから、意識しているのは波形であり、第1波、第2波、第3波、第4波、第5波のトップやボトムです。辻褄を合わせる作業です。数をこなさないといけないと思っています。
2020.11.14ユーロドルh1
あまりにも綺麗にラインが引けたので、画像を残しておきました。綺麗に引けたときには、感動すら覚えます。
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